トラ技11月号付録組み立て

ずいぶん長らく更新をさぼっていました。

10月10日発売のトランジスタ技術の特集11月号を執筆していた関係で、全くブログ更新ができなくなっていました。やっと11月号が発売されたので解禁です。

それにしても、NXPのDIPタイプのARMマイコンが、約100円の値付けになるとは思いませんでした。200円以下なら良いなと思っていましたが、それが100円とはね。ちょっと驚きです。
DIPのARMチップを初めて見せられたのは、今年の4月頃だと思いましたが、トラ技で、これの特集をやるから付録にするプリント基板設計をして欲しいとの依頼でした。初めてこのチップを見た時の印象は、今皆さんが感じているように、「今更この600milのチップとは?」というものでしたが、これが評判になって売れるようになれば、NXPさんも次機種として300milチップやUSB付きのチップを出して呉れるのではないか。ということで盛りたてて行こうということになりました。
ユニバーサルボードにも直ぐ載せられるDIPにそれを載せるプリント基板はいらないとという意見もありますが、僕は、初めてのマイコンを使うのはなかなか大変なので、PICは使ったことはあるが、初めてARMを使うというような方が、このボードを使うことで少しでもARMを使うことへの障壁が減らせたらなと考えて設計しました。とにかく使ってみてください。以下にこのDIP ARMの気にいった点をまとめてみます。

 ①Cortex-M3のSTM32などに比べて、マイコンの仕様が単純なので分かりやすい
 ②LPCマイコンにカスタマイズしたLPCXpresso IDEなので、新規にプロジェクトを作ったりが簡単
  STM32で推奨しているIDEはサードベンダの汎用品のせいか(当然これらは、このLPCマイコンにも使える)
  設定が煩雑
 ③IDEのコンパイルできる容量が128KBまで、メモリ32KBのこのDIP ARMには関係ないですが
 ④フリーのIDEなのに上記に容量も含め最適化ができないなどの制限がない。PICのフリー版は制限がある
 ⑤intが32ビットなので、変数の長さを意識して短くする必要がない。8ビットPICなどは極力短いビット数の変数を
  使わないとスピードもコードの大きさも悪くなる
 ⑥浮動小数点演算が速い。当然固定小数点演算より遅いですが、8ビットの固定小数点より速く動きます。

トラ技11月号の付録になったMyARMの写真を載せます。

■第1版のMyARMです。今と大分部品配置が異なっています。 今年5月の写真です。
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■USB-シリアル変換チップ直付け版です。 1版に比べてMAPLEに載せられるように実装を大幅に変更
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■USBシリアルモジュールを載せたものです。 モジュールまではんだ付けして作ったので大変でした。
(抵抗のはんだ付けが大変)

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